留学するってのは決めたけど何から始めたらいいかわからない..
初めての留学となると、「結局何から始めたらいいの?」と出発ギリギリまで何もせず最後に焦ってしまうケースは非常に多いです。
私自身は留学経験者ですが、行く前は何をすればいいかわからなかったですし、帰国後は
「ああ、行く前にあれやっとけばよかったなあ..」と思うこともありました。
そこでこの記事では、留学前に必ずしておきたいことに加え、私の失敗談を交えて
「今の自分だったらこれをする」というものまで解説します。
この記事を読めば、「留学前に準備すること、やっておくべきこと」が全て分かります。
留学のタイミングは?
まだプランがはっきりしていない場合、「留学ってどのタイミングで行けばいいんだろう..?」と悩んでいる方もいるかと思います。
大学生ならば、何年生でいくか迷っている人もいるはず。以下の記事では、学生の視点からいつ行くべきかについて解説しています。
留学前にすべきこと
さて、ここからが本題です。「留学前に何をすればいいのか」を一覧にしてまとめました。
中には時間がかかるものもあるので、早めに取りかかるようにしましょう。
- 留学の目標・目的を決める
- 勉強
- 現地について調べておく
- クレジットカードを作っておく
- TOEICなどのテストを受けておく
- 日本についてある程度知っておく、日本の文化について学ぶ
- 虫歯は治しておく
- 健康面が怪しい人は健康診断も
- ToDoリストを作る
- SNSアカウントの開設
留学の目標・目的を決める
「目標・目的を決めること」は軽視されがちですが、後々非常に大切なことだと気づいてくるので行く前に目標&目的をはっきりさせておくことを強くおすすめします。
「自分がどのレベルを目指しているのか。いつまでに何ができるようになりたいのか。そのために自分は何をするのか」を考えておくといいよ。
理由は、目標・目的によって適切な勉強方法が変わってくるからです。
目標&目的が決まれば、自分に合った勉強方法は自動的に決まってきます。
これをすることによって、努力の方向性を間違えなくなります。
例えば、「英語話せるようになりたかったのにリーディングばっかり勉強しちゃった」みたいなことにならないようにするためです。
細かい計画は現地で決めればいいですが、「自分がどのレベルを目指しているのか」だけは行く前に必ずハッキリさせておきましょう。
勉強
勉強せずに行ったらどうなるの?
簡単に言えば、成長の波に乗り遅れるよ。
全く英語の知識がない人と、ある程度知っている人では後者の方が現地での成長速度は速いです。
ある程度英語が聞き取れる人の方がネイティブから吸収できるものが多いのは当然ですよね。
勉強方法など、詳しくは記事の後半で説明しています。今すぐ読みたい方はこちらから「留学前の勉強方法へ」
現地について調べておく
具体的には「気候、住む地域の治安、街のシンボル」などですね。
事前に知っておけば不安が減るし、ある程度必要な持ち物・服装がわかるね!
その街を観光するときにも役立ちますし、行ってみたいお店を見つけたり、留学先の街を調べることはテンションが上がると思います。
住むところについてですが、例えば
家の周りを調べるときは、以下の項目を見ておくと良いです。
- 学校からどれくらい離れているか
- 家の周りには何があるのか
- アパートなら家の周りの治安はどうか
- 過ごしやすそうか
渡航先の生活環境を事前に知っておくことはトラブルを防ぐためにも、自分の安全のためにも必要です。
Google mapsのストリートビューや、Google Earthで街並みをみることができますので、軽く見ておくのも良いでしょう。
クレジットカードを作っておく
クレジットカードは最低2枚は持っていこう
留学生活でクレジットカードは必須です。最低でも2枚は持っておきましょう。
2枚必要な理由は、1枚目がその店で対応していなかったり使えなかった場合、または何らかのトラブルによって止まってしまった場合に対応するためです。
レストランなどで食べた後に「支払えない」とかなったら笑えないね..
この記事では、おすすめのクレジットカードを3つ紹介しています。
カードは、以下の観点から使い勝手がいいものを厳選しています。
- 年会費が無料
- 便利で使い勝手がいい
- 普及率の高いブランド
- ポイントが貯まりやすい
国内大手のJCBや、アメックスは海外では場所によっては使えないところもあるので、そのあたりも考慮して選んでいます。
クレジットカードを1枚も持ってない方は、上記3種類のうちから2つ作っておくことをおすすめします。
中でも圧倒的におすすめなのが楽天カード。
楽天カード
- 年会費無料
- 学生でも発行可能
- 圧倒的にポイントが貯まりやすくポイントの使い道も多い
- 豊富なデザインから選択可能
- ブランドはMastercard, Visa, JCB, American expressから
- タッチ決済が可能
楽天ポイントは倍率が高くなりやすいので圧倒的にポイントが貯まりやすいですし、利用明細もアプリで簡単に確認することができます。
豊富なデザインから選べたり、ブランドもMastercard, Visa, JCB, American expressから選べるので選択肢が多いのも特徴です。
» 楽天カード公式サイトへ
帰った後も普段使いできるカードコスパ最強のカード!
三井住友カード(NL)
- 年会費無料
- カードには会員番号・有効期限・セキュリティーコードが非表示(NL: ナンバーレス)
- 会員番号、利用詳細などはアプリで確認ができ、安心・安全
- 大手コンビニ3社で利用時最大5%還元
- Visa/Mastercardから選択可能
- タッチ決済が可能
電子マネー、タッチ決済可能とキャッシュレスの現代に最適なクレカ。Visa/Mastercardから選ぶことができます。
カードに番号が印字されていないので、カード番号を盗み見されることはありません!
エポスカード
- 年会費無料
- 海外旅行傷害保険はエポスカードを持っているだけで対象となる自動付帯
- 即日発行可能なのでギリギリで時間がないという人にも
- Visaのみ
海外保険が充実していますし、即日発行が可能なので出発直前で時間がない人にもおすすめです。
エポスカードを持っているだけで海外保険が対象となる自動付帯というのも魅力の1つです。
カードの申請には基本的に早くても1週間ほどかかります。記入漏れやミスがあるとさらに時間がかかるので、ギリギリにならないよう余裕をもって早めに作っておきましょう。
TOEICなどのテストを受けておく
留学前に自分の英語力を記録に残る形で計っておくことをおすすめします。
そうすることで、留学前と後で自分の英語能力の成長具合を比較できます。
私の友人も何人か「留学前にTOEIC受けとけばよかったなぁ」と言っていました。
スコアがはっきり出るのでTOEICをおすすめしていますが、
TOEICは事前申し込みが必要で、受ける日の2か月くらい前に申し込む必要があります。
申し込み人数が多い時は抽選になることもあるよ。なるべく早めに申し込んでおこう。
日本についてある程度知っておく
実際に海外に出てみてわかることですが、日本は海外からすごく人気です。むしろ海外の人の方が日本のこと知ってるんじゃないかってくらいです。
そのため、よく日本のことについて聞かれたりします。
- 海外ではめずらしい日本文化(アニメ、コスプレなど)
- 時事ネタや最近のトレンド
- 社会現象(ブラック企業、満員電車など)
2020年以降だと「コロナどうだった?」などは聞かれるかもしれませんね。
他にも、自分の名前の意味、漢字の意味などについても聞かれたりしました。
自分の国について知っておくことで現地での会話のネタになるので、ぜひ日本についてある程度知っておくことをおすすめします。
虫歯は治しておく
日本では公的医療保険のおかげで医療費が3割負担ですみますが、海外ではそんなことはありません。
特に、歯医者に行ったりするとびっくりするくらい高いです。
高いうえに、自分の症状を英語で説明しなければならない、診療申込書を英語で記入するなど初心者にはかなりハードルが高いので、行く前に虫歯を治しておくことをおすすめします。
歯の検診だけでも受けておこう!
健康面が怪しい人は健康診断も
虫歯を治しておくことに加えて、健康面が不安な人は健康診断も受けておくことをおすすめします。
急な体調不良などはどうしても避けられませんが、原因がわかっているものについては事前に防ぐことができます。
慣れていない環境で病気が悪化するのは良くないので、事前に健康診断を受けておくことが望ましいと言えます。
持病がある人は薬の用意も忘れずに!
ToDoリストを作る
現地に着いてから、やることはたくさんあると思います。
在留届の提出、SIMカードの入れ替え、親への連絡など、、たくさんありすぎて何個か忘れそうですよね。
なので「向こうに着いたらやること」をわかりやすくリスト化しておくことをおすすめします。
「やりたいこと、行きたい場所」をまとめておくのも◎
SNSアカウントの開設
日本ではLINEが主流ですが、海外では必ずしもLINEが主流とは限りません。
場所によって違うと思いますが、大体、FacebookやWhatsApp、Snapchatなどが使われています。
必要に応じてその場で作るのもいいですが、すでに作っていた方がコミュニケーションが円滑に進みますよね。
全て作っておく必要はありませんが、一番主流なFacebookは最低でも持っておきたいところです。
留学前の勉強
留学前って何を勉強しておけばいいの?
留学前は、以下の項目に沿って勉強することをおすすめします。
- 英語の基礎を最低限
- スピーキングを練習する
- リスニング力を鍛えておく
- 発音を練習する
それぞれの勉強法について、詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ:準備次第であなたの留学は大きく変わる
以上、「留学前にすべきこと」について解説しました。おさらいすると、以下の通りです。
- 留学の目標・目的を決める
- 勉強
- 現地について調べておく
- クレジットカードを作っておく
- TOEICなどのテストを受けておく
- 日本についてある程度知っておく、日本の文化について学ぶ
- 虫歯は治しておく
- 健康面が怪しい人は健康診断も
- ToDoリストを作る
- SNSアカウントの開設
実は、これらは上から「優先度&重要度が高い順」になっています。
「どれから取り組んだらいいかわからない!」という方は、以下を参考にしてください。
留学に必要な持ち物については、以下の記事で解説しています。