ホームステイに当たり外れがあると聞いて心配..
当たりとハズレでどう違うのか知りたい!
「ホームステイに当たり外れがある」と聞いたことがある方は多いのではないかと思います。
留学前の人は英語が話せなくてただでさえ不安なのに、ハズレの家があるなんて聞くともっと心配になりますよね、、
今回は、留学経験者の私が実際に経験した「当たり」と「はずれ」のホームステイそれぞれの特徴と、ハズレを引いた場合の対処法について解説してきます。
- 当たりとはずれのホームステイそれぞれの特徴
- ハズレを引いた時の対処法
- ハズレのホームステイを避ける方法
- カナダに1年間留学
- ホームステイを3か所で経験
- 当たりとハズレのファミリー両方を経験
- ステイ先でのトラブルは全て解決済み
ホームステイに当たり外れはあるのか?
» まず、ホームステイには当たり外れがあります。
しかも、申し込む段階では当たりかどうかははっきりとはわからず、実際に住んでみてしばらく経ってからでないとわからない、ということの方が多いのが現実です。
はずれのレベルも様々で、まあ我慢できる程度..という家もあれば、もう無理!今すぐ出たい!というような家もあったりします。
では、当たりとハズレでそれぞれどういった特徴があるのか、見ていこう。
当たり・ハズレそれぞれの特徴
まずはハズレのホームステイから。
私の経験上、以下のような特徴が見られました。
*これらの特徴が当てはまるから必ずしもハズレというわけではなく、あくまで私自身の経験上この傾向が強かった、というものです。
- 移民(ネイティブでない、英語のレベルが低いなど)
- 家の中で別の言語で喋る
- リビングが散らかっている(事前情報の写真とかなり違うなど)
- 他の留学生がたくさんいる
- 最寄り駅の治安が悪い
上記の特徴から言えるマイナス点は、
- 移民
→ 現地の英語が学べない&その土地について知らない場合がある - 家の中で別の言語で喋る
→ 英語が学べない - リビングが散らかっている
→ 共通の場所がない→部屋で過ごすことに - 他の留学生がたくさんいる
→ ホームステイをビジネスまたは収入目的でやっている可能性が高い - 最寄り駅の治安が悪い
→ 単純に危ない&家賃相場が安い→家庭に余裕がない可能性が高い
特に「ホームステイをビジネスまたは収入目的でやっている家庭」というのは満足度が低くなりやすいです。
住むところを提供してあげている、みたいな収入目的でやっているところだと、やっぱり言葉の節々でそういうのが出ているというか、、留学生側からもわかるんですよね。
以下はYahoo知恵袋(少し古いもの)からの抜粋ですが、過去にこのような例もあったそうです。
- 事あるごとに別料金を請求(車を出すなど)
- シャワーに時間制限あり
- ご飯がまともでない(お菓子など)
- 家事を押し付ける(お手伝いではなく強制)
次は、当たりのホームステイの特徴を見ていくよ。
簡単に言うと、「前述したハズレの特徴の逆」である家庭が当てはまるわけですが、もう少し具体的に見ていくと大きく以下の特徴がありました。
- 収入目的でない
- 寂しいからホストとして登録してる(子供が巣立ったなど)
- 地元人またはネイティブ
あまりホームステイ先に求めすぎるのは良くないですが、これらを満たしていれば当たりと言えるでしょう。
もちろんこれらを満たしていないからといってハズレというわけではなく、優しい家庭もあります。
尚、家のルール、ファミリーの性格、食事の好み(ヴィーガンなど)はそれぞれ家庭の事情や合うor合わないがあるので、本記事では言及していません。
ハズレのホームステイを引いたらどうすべき?
自分のホームステイがハズレだとわかったら
自分のホームステイはずれかも、、
» まず、自分の許容範囲がどこまでなのか自分と相談してみましょう。
- どこまで我慢できるか
- 自分が重要視している部分はどこなのか
- 自分がホームステイに求めすぎていないか
- 指摘すれば直してくれそうなのか
もし許容範囲内の場合はもう少し様子を見てみるといいと思います。
どうしても合うor合わない、当たり外れがあるのが現実なので、もちろんどうにもならない場合もありますが..。
もう無理!我慢ならん、、という人も、大丈夫です。以下で解説していますので、そのまま読み進めてください。
ステイ先がもう嫌でしかたないという場合は?
もうこんな家に居続けるの無理!!
» そんな方は、ホームステイ変更を検討しましょう。
人間なので、無理に我慢し続けているとストレスを溜め込むことになったり、心が病んでしまうという結果になりかねません。
また、最初は小さな問題でも放っておくと大きなトラブルになる可能性はあります。必ず誰かに相談するようにしましょう。
以下の記事では、
・ホームステイ先が合わない場合の対処法
・ステイ先変更の手順
・新しいステイ先の探し方
と一通り解説しています。詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ。
一部のウェブサイトや記事では「それが普通だ」とか、「あなたが求めすぎだ」といった冷たいことを言っているものも見受けられますが、そんなのは気にしなくて大丈夫です。
自分は自分で守るしかありませんし、心が病むまで我慢し続けても良いことなんかありませんので、自分の判断に従うようにしましょう。
ハズレを避けるための方法
まだ留学していない人や、新たなステイ先に変更を考えている人は「できるだけハズレを避けたい」と思いますよね。
確実に当たりを引く方法はありませんが、ハズレを引く確率を下げる方法はあります。
結論から言うと、以下の2つです。
- 申し込み時の希望条件で指定する
- 最初から長期で契約しない
要するに、「条件指定である程度範囲を絞り込むことによって、ハズレの確率を下げる」という方法です。
この方法については、詳しくは以下の記事で解説しています。
まとめ:ホームステイに当たり外れはある
以上、ホームステイの当たり・ハズレそれぞれの特徴と、ハズレに当たった時の対処法について解説しました。
それぞれの特徴をまとめると以下の通りです。
- 収入目的でない
- 寂しいからホストとして登録してる(子供が巣立ったなど)
- 地元人またはネイティブ
- 移民(ネイティブでない)
- 家の中で別の言語で喋る
- リビングが散らかっている(事前情報の写真とかなり違うなど)
- 他の留学生がたくさんいる
- 最寄り駅の治安が悪い
色々ネガティブなことも言ってきましたが、こんな辛いことばかりじゃないので安心してくださいね。留学は楽しいことの方が圧倒的に多いです。
今回は「こういう面もある」というだけの話です。
自分の裁量によってどうとでもなりますし、「自分で何とかする力」も留学で学べることの1つです。
成長できる良い機会だと捉えて楽しめると、後から振り返った時に「良い経験だった」と思えるはずです。