- 英語を基礎から勉強し直そうと思ってるんだけど、できれば効率的に復習したい..
- おすすめの教材と具体的な勉強法を教えて!
英語学習において、基礎である「中学英語」を完璧に理解しておくことはとても重要です。
実際、英会話のほとんどが中学英語で構成されています。そのため、基礎が抜け落ちていると、今後出会う複雑な文章がスムーズに理解できません。
現在TOEIC975の私も、英語初心者のころは「中学英語の復習」から始めました。
そこでこの記事では、あまり学習に時間をかけられない社会人や主婦、学生でも効率よく復習できるように、「具体的な勉強方法、おすすめの書籍」について丁寧に解説します。
この記事を読むだけで、「中学英語の復習に必要なステップ」が全て分かります。
大人でも中学英語を勉強し直すべき理由
まず、以下に当てはまる方は必ず中学英語の復習をおすすめします。
- かなり久しぶりに英語に手を付ける
- 中学の時に不真面目で、基礎から理解できているかと言われれば怪しい…
自信がある方も、まずは「最重要である基礎を一通り思い出す&抜けているところがないか確かめる」目的で一度軽く復習しておくことをおすすめします。
中学英語を復習するメリットは、以下の3つです。
- 日常会話のほとんどが中学英語で構成されている
- 久しぶりにやってみると、あやふやな覚え方をしていたところが見つかったりする
- 基礎がしっかり定着して、実際に話すときに応用して使える
この記事にたどり着かれた方の最終的な目標は「英語を話せるようになりたい、TOEICやその他テストで高得点を狙いたい」のどちらかかと思います。
会話での複雑な英文も、TOEICの長文も基礎(中学英語)が組み合わさって複雑な形になっています。
基礎を完璧にしておくことは、今後出会う難易度の高い英語を理解する上でも非常に役立ちます。
おすすめの中学英語勉強方法
結論から言うと、中学英語の復習は書籍ですることをおすすめします。
無料で中学英語が学べるウェブサイトもありますが、いくつかの難点があります。
- ウェブサイトの見た目が無機質で、非常に見づらい
- 説明が教科書そっくりで、直感的に理解しづらい(~詞といった言葉の多用)
- 広告がかなり出てくる
それに対して、書籍は要点をカラーで分かりやすく解説してくれています。大事なところが一目でわかるので、最終的な復習にかかる時間は無料サイトとは比べ物にならないくらい短くなります。
中学英語を復習するときの「たった1つ」のコツ
中学英語(基礎)を復習するときのポイントは、時間をかけすぎないこと。あくまで復習なので、すでに理解できているところは練習問題などやらなくて大丈夫です。
「英語が苦手」「中学英語の段階でわけわかんない..」という方は、時間をかけてでも確実に理解していく必要があります!
- テキストを1周して、それぞれの要点を一通り復習する
- 少し怪しそうなところがあれば、「付箋」を使うなり目印をつけておく
- 2周目に「目印」の箇所だけ重点的に取り組む
上記の3ステップで進めていけば、復習にかかる時間はほとんどかからないと思います。早めに復習を終わらせて、次の学習ステップに進んでいきましょう。
中学英語の復習に最適な教材の選び方
前述した通り、復習するときのポイントは「時間をかけすぎないこと」です。そのためにも教材選びで気をつけたいのが、以下の3つ。
- あまり分厚いのを選ばないこと
- ページ数が少なく、カラーの見やすい本を選ぶ
- 要点が見やすくまとめられているもの
ページ数が少ないと大切なポイントがギュっと詰まっているので、その分効率よく復習できます。
これら3つの観点を考慮したうえで、おすすめの書籍を厳選しました。
中学英語のやり直しにおすすめの本3選
1.中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
1項目を見開き2ページにまとめているので、要点を掴みやすいです。また、説明も明確で簡潔なので復習に最適の一冊。(全160ページ)
写真6番のように、練習問題も最重要な文のみに絞っているので時間をかけずに復習ができます。
良くない点は?
説明が簡潔であるために、超初心者や英語が苦手な人には説明が不十分に感じるかもしれません。英語が苦手な場合は記事下部で紹介している「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」がおすすめです。
また、大きさが教科書ほどあるので、持ち運びには少し不便かもしれません。
アマゾンに参考になるレビューがあったので、引用させていただきました。
某web英会話を3回で挫折し、文法も単語もまったく分からず、1からちゃんと勉強しないとマズイと思い購入。
出典:amazon.co.jp
SVOすら知らないレベルなので、
読めば読むほど、「へぇーそうだったんだ」と理解できるようになりました。
英語の勉強自体好きではないですが、 ページ数も少なく、広く浅めに読み進められるので、超初心者にとってはありがたい本でした。 本のタイトルにある「しっかりわかる」には、もう少しページ数を使って説明が必要な気がするので、星1つマイナスです。
2.中学3年間の英語を10時間で復習する本
要点がはっきりと書かれていて分かりやすく、ページ数もそこまで多くないので時間をかけずに復習できます。(全240ページ)
また、会話形式で説明されているので、実際に自分が先生に質問しているような感覚で学習できるのも良いところ。
私もこれで中学英語を復習しましたが、カラー印刷で分かりやすかったので移動中やスキマ時間で復習し終えることができました。
良くない点は?
会話形式の説明は好き嫌いが分かれやすく、「逆に分かりづらい」と感じる人もいます。会話形式が苦手な人は「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」をおすすめします。
会話形式が合わなかった人のレビューがこちら。
たしかに、わかりやすいのかもしれませんが 説明が先生と生徒の「会話形式」だったのが、私には全くあいませんでした。
出典:amazon.co.jp
とっとと説明してほしいことを、会話で読むのはひたすらダルいだけでした。
3.中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
タイトル通り、説明が一つひとつ分かりやすく丁寧なところが特徴です。例文や英語のレベルはかなり易しめで、超初心者でも挫折することなく始められます。
↑ 図解で説明してくれていたりと、解説はかなり丁寧で分かりやすいですね。
色々な、中学英語の本を買いましたがどれも挫折してつづきませんでした。 しかし、これは簡単にサクサク解けるので、何回もやれます。
出典:amazon.co.jp
これだけでは、中学英語が完璧になるわけではないので、難し目の教材を別途こなす必要はあるが入門編にはよいです
良くない点は?
説明が丁寧な分、どうしてもページ数は327ページと少し分厚いです。時間をかけずに復習したい人は上の2つ(ランキング1位、2位)のどちらかをおすすめします。
中学英語のやり直しにおすすめの教材まとめ
本記事では、中学英語のやり直しにおすすめな教材を3つ紹介しました。まとめると、以下の通りです。
- 復習にあまり時間をかけたくない人、見やすくて簡潔な説明で十分な人は..
- 見開き2ページで簡潔にまとめられている方がいい!
→「改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」
- 会話形式で学びたい or 移動中に勉強したいのでコンパクトなサイズの本がいい!
→「カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本」
- 見開き2ページで簡潔にまとめられている方がいい!
- 英語が苦手な人、超初心者におすすめにおすすめなのは..
→「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」
上記のうち1冊を1周して、苦手な部分があれば重点的に復習するようにしましょう。
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中学英語の復習が終わったら、次はどうしたらいいの?
「次に何をやればいいか知りたい!」という方は、以下の記事からどうぞ。記事内では、初心者が英語を話せるようになるまでの具体的な学習手順を丁寧に解説しています。