「英語の聞き流しは効果があるのか?」
今回は、聞き流しを4年間続けている筆者が解説します。
結論からいうと、以下のとおりです。
この記事の結論
- 内容が理解できて、意識を向けていれば効果はある
- ノイズとしてただ流れているだけなら効果は期待できない
*本記事は、「聞き流しは効果があったか」について筆者の経験から語るものです。科学的な証拠はありません。
4年間「英語の聞き流し」を続けた感想
個人的には4年続けて良かったと思っています。
聞き流しに効果がある・ないに関わらず、結果として「英語を聴く習慣」を作ることができたからです。
学習効果については、以下のとおり。
- 効果がある: 内容が少しでも理解できて、かつ音声に意識を向けている
- 効果がない: 内容を理解していない、または音声に意識を向けていない
つまり、自分に合ったレベルの音源を選んで、できるだけ意識して聴くと良いってことだね。
4年間「英語の聞き流し」を続けて得られた効果
脳が英語のリズムやスピードに慣れる
ネイティブの通常会話スピードは、リスニングテストの音声とは違い、かなり速いです。普段からリアルなネイティブ英語を聞いておくことで、脳がだんだんと慣れてきます。
重要単語が自然と定着する
ずっと英語を聴いていると、必ず「何度も聞く単語」が見つかります。
このような単語は、
- ネイティブが多用する表現
- 話題に深く関係する単語
であることが多いです。
何度も同じ単語を聴いていると、自然と脳に残ります。聴いているだけで重要単語が頭に残るなら、聞き流しをやる価値はあると言えるでしょう。
英語の聞き流しはやるべき?
自分の英語レベルに関係なく、聞き流しは「やるべき」です。
音声に意識を向けていなければ効果はありませんが、いつでも英語が耳に入ってくる環境を作っておくことは、英語学習において重要です。
ただし、聞き流しだけではリスニング力は伸びないので、別で学習時間を確保しましょう。
» リスニングの勉強方法
英語の聞き流しにおすすめの音源
英語の聞き流しにはポッドキャストがおすすめです。ほとんどのコンテンツが無料で聴けるので、お金もかかりません。
YouTube Premiumに登録している人は、好みの動画を事前にダウンロードしておいて、外出時に流すのも良いでしょう。
- 初心者・中級者におすすめ: 英語学習者向けのコンテンツ(例: バイリンガルニュース、All Ears English)
- 中上級者におすすめ: 好きなものを聴けばOK
僕はニュース系よりもインタビューなどの「1対1の会話」が好きです
まとめ:英語の聞き流しはやる価値あり
聞き流しは、音声が自分の理解できるレベルで、なおかつ意識を向けているなら効果があります。
最初はとりあえず音声を流してみるところから始めて、少しずつ意識的に聴く時間を増やしていけると良いですね。